今日は日本株について話していこうと思います。
基本的に投資のメインは米国株式が良いと思います。良ければ下記から、たこやきの積立NISAの保有銘柄をご覧ください。大部分が米国になっています。
ただ、なぜ日本株かというと下記2点です。
- 日本人に馴染みが深い
- 割安で高配当な優秀な会社がいくつもある
個人的には、全体的に米国株式は優秀だと思いますが、配当を含めた割安株は日本株も投資価値はあると思います。
まとめると下記になります。
投資種類 | 米国 | 日本 |
インデックスファンド | ◎ | △ |
個別銘柄 成長株式 | ◎ | △~○ |
個別銘柄 割安株式 | ◎ | ○~◎ |
これじゃあ米国にしとけばいいじゃん!ってなりますよね(笑)
ただ、個別銘柄で割安な株は日本にもあると思いますので、こちらにも投資しています。
ただし日本株への投資は、大型割安・配当株を前提に話を進めますね。
日本人に馴染みが深い
日本人にとって、日本企業は馴染みが深く良く知っていますよね。つまり、投資するにあたりまともな分析・判断をできる可能性が高いです。
そもそも米国株が優秀といっても、日本人が知らない会社もありますよね。日本人でも知ってるくらい有名で優秀な会社でも、実は全く知らない事業をしていたりと、会社発表資料の詳細を調べようとすると英語が必要になったりします。(詳細に調べなくても、日本に比べて米国企業は超優秀なので問題ないとも考えられます笑)
また、米国には世界の投資マネーが集中しているので、割安で安定感のある大型株は割安なまま放置され難いです。
そこで日本株ですが、米国株と比較すると稼ぐ力と成長性は劣りますが、かなり割安な株はいくつかあると思っています。
上記は 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの、2022年3月期 第1四半期の資料です。こういった情報を日本語で簡単にアクセスできるのは嬉しいです。
例えば銀行株なら、三菱UFJ以外に三井住友やみずほも投資対象になるはずです。このいわゆる3メガ銀行の内たこやきは三菱UFJに投資していますが、みずほには投資しないと思います。
その理由は、みずほは何度もシステム障害を引き起こしているためです。あと、稼ぐ力も三菱UFJや三井住友と比較して弱いですよね。
何度もシステムを障害を引き起こし、再発防止に注力すると発表していながら同じことを繰り返しています。
こういう情報は、日本に住んでいる日本人だからこそ身近に感じ取れる情報だと思います。だから、投資判断するにあたり、米国株より日本株の方がよりよい判断が出来ると考えています。
割安で高配当な優秀な会社がいくつもある
たとえば、3メガ銀行を比較していきます。
三菱UFJ FG | 三井住友 FG | みずほ FG | |
2017年3月期 | 9264 | 7065 | 6035 |
2018年3月期 | 9896 | 7343 | 5765 |
2019年3月期 | 8726 | 7266 | 965 |
2020年3月期 | 8281 | 7038 | 4458 |
2021年3月期 | 7770 | 5128 | 4710 |
2022年3月期 | 8500(会社発表の目標) | 6000 (会社発表の目標) | 5100 (会社発表の目標) |
銘柄名 | 株価(円) | 配当利回り(%) | PER | PBR |
三菱UFJ FG | 661.0 | 4.08 | 9.98 | 0.50 |
三井住友 FG | 3940 | 5.06 | 9.00 | 0.45 |
みずほ FG | 1587.0 | 4.72 | 7.05 | 0.43 |
どうでしょうか。みずほは銀行システム対応などで2019年3月期の連結純利益は大幅減ですが、この年度以外は安定した利益を生みだしていることが分かります。みずほ以外の2銀行は、さらに安定した利益を生みだしています。3メガ銀行共に株価指数はかなり割安です。
このように、大型株で、割安で、安定して稼ぐ力のある企業に魅力を感じています。
3メガ銀行以外では、KDDIやENEOS HDなどが大型割安株で魅力を感じています。
まとめ
米国株式が最高・最強!だから米国インデックスファンドや米国個別株だけで良い! というわけではなく、日本株の内、割安大型株なら魅力的な企業があると考えています。
例えば3メガ銀行は、稼ぐ力があるのにかなり割安な状態です。バリュートラップだ!という考え方もありますが、投資価値はあると思います。
基本的に投資のメインは米国株、トッピングにお得な日本株を加えるのが、たこやきのおすすめです。
投資は自己責任なので、よく考えてから始めてね。